茨城県高等学校PTA連合会会長挨拶

平成30年度会長 山野辺 町子 茨城県立下妻第二高等学校PTA (県西地区)
 

 

 高校生を取り巻く環境は,ここ数年,広い意味で都市化の進行に伴い,地域住民の間に互助の精神や連帯感が希薄化しています。私たちPTA活動においても,こうした傾向が見られ,地域ぐるみで学校を支援することや,社会全体の教育力の向上が課題となっています。

 こうした状況を踏まえ,私たち保護者は,子どもと一緒に地域活動に参画することなどにより,PTAとしての意識を高める取組を行っていく必要があります。PTA活動を通して,地域の文化活動やスポーツ活動,また交通事故防止活動などの健全育成活動を中心に,子どもたちを守るという視点で活動していかなければなりません。そのためには,PTAを活性化し,保護者としての情報を共有し,保護者力を身につけ,手を取り合って子どもたちを育てていく必要があります。

 全国高P連で行っている「高校生の生活・意識調査」によれば,何らかの理由で自己肯定感を持てない子どもたちが,高校2年生で約4割います。小学校の低学年から褒められた経験がない子どもたちが,高校生になっても自己肯定感が持てない子どもに育っています。一方で,叱られることと褒められることが半々の子どもは,意欲もあり学力も高いという結果が出ています。

 また,家庭における学習時間では,全国平均で1時間に満たないという結果が出ています。教科書を開いても勉強の仕方がわからない。やり方さえわかれば,数ヶ月で見違えるほど学力が伸びる子どももいます。その「きっかけ」をつくってくれる大人たちの存在が大切だと言えます。

 これからも,高校生自らが地域の中で能動的に行動し,自らの活動の場を見出すことができる機会は少ないと思われますが,大人たちが積極的に子どもたちを地域に引っ張り出せる場をつくることが大事だと考えています。

 この1年,役員一丸となって,将来を担う子どもたちの健全育成に取り組んでまいりますので,さらなるご支援ご協力をよろしくお願いいたします。  

 


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