ギース再登場したのはどう思う?


ボガード兄弟との戦いの中見事憤死を遂げたギース=ハワード。
しかしRB2で何事もなかったかのように烈風拳を振るっています。
うれしいんだけど、これで良いのでしょうかねぇ?

「さらばギース!」って宣伝しておきながら、
それ以降の餓狼シリーズ全部出てるじゃないですか?

僕に言わせれば、「ギース」や「クラウザー」の「足跡」を「消して」でも、
新たな世界観、新たなキャラクターの創作に力を入れる必要があるのでは?と思います。

かわりばえのしないキャラクター(リュウ、ケンももちろんのこと)を毎回毎回出すなんてのは、
「逃げ」の姿勢と僕は思うんです。それが、今の2D格闘業界の停滞につながっているのではないでしょうか。

実際、SNKは新しい『ボスの中のボス』を作ることができなかったから、
1度…2度殺したにも関わらず、ダラダラとギースという名の「NIGHTMARE」に
ご登場願ってるんだと思います。

確かに今までの設定を全くなかったことにしてしまうのも問題はあると思うんですが…
でも、ギースの件については引きずりすぎだと思います。


・・・AABさんのご意見

同じキャラに頼り続けるのは逃げの姿勢であり、それが続いているため
プレイヤーが飽きてしまい、格闘ゲームの不振に繋がっているのではないか、という意見です。


「ストV」のラスボスである、「ギル」みたいなのをムリに出して、
「ギース」や「クラウザー」の「足跡」を「消して」しまうよりかは、
結果的にはダメージが少ないのではと思います。

・・・超兄貴さんのご意見

変なボスを作るくらいなら、ギースのままにしておいたほうが良い、という意見ですね。


リアルバウト餓狼伝説でギースが死んだ時点で餓狼シリーズのストーリーは
ストップしてしまったと言っても過言ではないでしょう。
あれほどカッコイイ死に方をしたギースが何度も出てくるし、みんな丸くなったのは
やはり「ストーリー性」が薄くなってしまったからだと思います。
以前の渋いストーリー設定、「復讐」という重いテーマがなくなり、
今ではまさに単なる「餓狼のキャラが出てるゲーム」です。

音楽やグラフィックの使いまわしが多いのもキャラクターのイメージを
少しでも固定しておき演出を少なくするための手段だと思っています。

餓狼のストーリー、裏設定はファンにとって非常に完成度の高いものです。
ギースに固執せず、ストーリー性を強めた作品を作るのがいいと思うのですが、
(肝心のゲーム部分がへなちょこではもともこもありませんが・・・)

しかし、ここで一つ問題があります。ストーリー性の高い作品を作る上で、
果たしてギース以上のラスト・ボスを作り出す事が可能でしょうか・・・

私は不可能だと思います。彼を超える悪役を作り出す事は不可能だと。
彼に比べればべガやギル、ルガールやオロチなどチンピラに見えてしまいます。
(あくまでギースと比べて、です)(ち・・・ちんぴら・・・by筆者)

餓狼伝説シリーズを続けていくのであれば、ギースを殺してしまったのは
SNKにとって失敗だと思います。しかしRBでギースを殺した事により
餓狼伝説のストーリー及びギースの死はこれ以上無い形で
我々ファンの心に残ったのではないでしょうか。

この考え方でいくと餓狼シリーズはもうストップすべきだと思うのですが、
私はたとえストーリー性がなくとも彼らの闘いを見ている(彼らというキャラクターに触れている)のが
十分に楽しいので、餓狼シリーズはこのまま「キャラクターゲーム」になっても私は許せます。

しかしゲーム的に面白いものが作れればそれに超した事はないので、
餓狼シリーズにはこれからはゲーム自体の面白さを目指してほしいです。

・・・黒々丸さんのご意見
餓狼シリ〜ズについて(超個人的な意見)

俺は餓狼シリ〜ズの宿命の闘いはリアルバウトで完結したものだと思っています。
ギ〜スの死はテリ〜にとっての宿命の闘いの終わりであったと思っています。

初作からテリ〜を使い続けてギ〜スと闘い続けて、最初にリアルバウトのED見たとき、泣きました。
ギ〜スに「good bye・・」と言われて餓狼も終わりかあと思って泣きました。
その後の餓狼のとしてのRBS、RB2は不満もありますが、
もうスト〜リ〜には関係なくなってるものだと思って、お祭り気分でやってます。


・・・JOKER さんのご意見

納得のいかない点はあるものの、今の餓狼を割り切ってプレイするという意見です。
ギースというキャラは、ある種の「威厳」を備えた、格闘ゲーム史上最高クラスのボスキャラクターで
あるという評価が多く、死んでしまった者が登場する事に抵抗を覚えながらも、このまま
消えてしまうのはあまりに惜しい、というのが本当の所のプレイヤーの気持ちなのではないかと思います。


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