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人体実験が証明:塩ビ製玩具は安全!

オランダのコンセンサス・グル−プが行った、人体実験の結果

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緒 言

オランダでは、政府、工業界、小売業者と消費者団体で構成されているグル−プが、軟質塩ビ製玩具からのフタレ−トの本当の滲出量を検討し、首尾一貫した滲出試験方法を確立しようとしている。オランダ科学研究機構TNOによって実行されたその試験結果(参考文献[56])は、4つの部分に分かれている。そのまず第一は、大人が吸ったり、噛んだりした時の唾液へのフタレ−ト類の滲出量を測定する成人のボランティア試験を行ったことである。第二は、子どもの観察研究である。子どもが玩具に口を接触させる行動を観察し、玩具から滲出するフタレ−ト類の量を研究室で測定する試験方法を開発したことである。さらには、子ども用玩具の製造に使われる最も重要なフタレ−トであるDINP(ジイソノニルフタレ−ト)への子どもの曝露について、再調査も新しく行われている。


結 果

これらの研究結果に基づいて、軟質塩ビ製玩具が乳児をDINPに曝露する最も重要な汚染源であるとすれば、テストサンプルについては、12カ月以上の幼児への曝露レベルは、完全に最大耐容一日摂取量(TDI)の0.15mg/kg/dayをかなり下まわると結論されている。もしテストサンプルが市場に流通している製品の代表的なものであるなら、3から12カ月の子どもに関して見れば、曝露量が耐容一日摂取量に近いか、超えている事例は滅多になかったがあった。

99%の場合は、曝露量は0.1mg/kg/day以下であった。95%の場合は、曝露量は0.04mg/kg/dayより少なかった。デ−タの解釈については、0.1mg/kg/dayのレベルを超えることは、(耐容一日摂取量の算出に使った安全係数から見て)健康にとって良くないインパクトが起こる事を指すわけでなく、単にリスクゼロが保証できないと言う意味であることを強調すべきである。


コメント:

耐容一日摂取量は、ラットの無毒性量(NOAEL;no observed adverse effect level)に1/100の安全係数をかけた数値であり、この無毒性量は、肝臓のペルオキシゾ−ム増殖で決められたもので、これはげっ歯動物類には起こるが人類には起こらない。そしてまたほかの有害な作用は、安全係数が少なくとも1/10あるいはもっと大きい場合にのみ認められることから、テストされた塩ビサンプルはすべて安全であると結論できる。一方、まだ機械的な滲出試験の再現性には(平均値するとより高い値を示しているので)問題が残るが、オランダの消費者団体やグリーンピースがいまだに行ってるように、全ての塩ビ製玩具を拒絶する理由にはすべてならない。提案された方法で試験され滲出が規制限界値以下であった玩具は、子どもがどんな年齢で、どんな行動を取ろうとも、すべて安全である。

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最新更新:1998年11月18日

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