水郷トンボ公園全景


『水郷トンボ公園』は公園および周辺の景観と、
総合学習機能を生かした観光資源としての活用も期待できる。


 潮来市の観光資源であるアヤメ、主に大人を対象としているのに対し、『水郷トンボ公園』は親子連れを対象とした観光資源として位置づけられる。これにより、潮来市への環境客の誘致の幅が広がり、四季を通した観光資源の確保が期待される。

 最近はエコツーリズムやグリーンツーリズムといった地域の自然や文化を学ぶ観光資源が提唱されている。『水郷トンボ公園』は、既存の宿泊施設や観光遊覧船などと組み合わせたパック旅行の企画などにより、地域の個性を生かした観光開発を可能とする。

アサザ・オニバス・ミズアオイ・秋の七草など
様々な花見の楽しめる公園である。

 『水郷トンボ公園』の水域に多用な環境を作るため、
アサザやガガブタ、オニバスなどの絶滅危惧種を活用する。
これにより水質浄化実験施設は、
水質の浄化と絶滅危惧植物種の保護増殖という
二つの機能を同時に持つことになる。

 また土に含まれる埋土種子から再生した水生植物を増殖し、
湖に移植して群落を再生させる。

 野鳥や昆虫などの生育環境を作り、生物の多様性を保全する。


 『水郷トンボ公園』には、流水環境、深い水域、浅い干潟上の水域、さらにそれぞれ植生豊かな環境と、食性の少ない環境をつくり、多用な生物の生育環境を創出する。

 これらの複雑な環境と生物の多様性との関係性について、もっと分かりやすい存在がトンボである。トンボにはヤゴ時代を過ごす(水界)と、成虫時代を過ごす(陸上)、更に産卵を行う(水界と陸上の推移帯・エコトーン)と、それぞれの種が必要とする環境が異なる。各種類が水界・陸上・エコトーンの多用な組み合わせを必要とするため、それぞれのトンボが生息することは、それぞれに多様な水環境の組み合わせを示す指標となる。

 トンボを学習することで、水界と陸上を関連づけて理解することができる。

 すなわち、生物は多様な環境の組み合わせを総合的に評価する指標となる。『水郷トンボ公園』では、トンボのほか、シギ、チドリ、サギなどの野鳥、ナマズ、フナなどの魚類、アカガエル、アズマヒキガエル、トウキョウダルマガエルなどの両生類など、多様な生物の観察を通して、生物と生息環境の関係を理解することができる。









水郷トンボ公園・年間の見所

2〜3月 アカガエルの産卵
3〜4月 ヒキガエルの産卵
4〜5月 南から北へ渡るシギ・チドリの群れが見られる
5〜6月 フナやナマズの産卵、シオヤトンボ
5〜7月 セイタカシギ、イソシギ、コチドリ、コアジサシの子育てが見られる。(セイタカシギが巣を作れば英国のミンズミアのように全国的な話題となります。セイタカシギは毎年春に霞ヶ浦で監査されますので、可能性は大です。)
5〜10月 多種類のトンボが見られる。
6月 アヤメ祭り
7〜8月 平家ほたる
7〜9月 アサザ・ガガブタの花見
8〜9月 オニバスの花見
8〜10月 北から南に渡るシギ・チドリの群れが見られる
9月 ミズアオイの花見
10〜3月 越冬するカモの群れ
10〜11月 アキアカネの大群が産卵する


トンボ公園内マップ



地図


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