優勝!廣田勝昭選手
当日は雨後の増水状態であり魚がシャローに入って来ているのはわかっていた。
朝一に須賀の水門に入るもポイントには数人の先行者がいて入れなかった。
その後対岸をマリーナから水原まで廻るも魚が取れない。8時を回りもう一度
須賀の水門に入る、今度は自分のポイントに入ることができた。
ダウンショットで水門を攻めると8時半頃からバイトがあり30分前後で6バイト
5尾フィッシュすることが出来た。釣り方は水門の回りにあるストラクチャーに
ダウンショットのショットを掛け1点でシェイクするという釣り方でした。
今後もクラブをみんなで盛り上げレベルの向上と頑張っていきましょう。
「ありがとうございます。
リーダーより

使用ロッド、チームウエダpro4スプリットショットスペシャル
リール、チームダイワS2500番、ライン、サンラインスーパーFCスナイパー4lb
フック、シンカー、ワームノガレスシステム6-3番、1/8シンカー、ロボワームリーチ


準優勝、百目鬼勝正選手
今回のトーナメントは、6月に行われる予定だったが、JBCCのトーナメントとぶつ
かった為、延期となった大会。自分にとっては、6月のトーナメントを苦手としているの
でラッキー。と言うのも、7・8月と言えば夏、夏の必勝パターンと言えば「川」、で
決まりでしょう。と思っていたが、天気予報では、台風が接近中とのこと。風台風ならあ
まり影響は無いが、雨台風だった場合、川に濁りが入り、潰れてしまう恐れがある。それ
から毎日、天気予報で台風の進路をチェックしていたが、どうみても関東直撃。それも大
雨。台風による雨は、前日の朝まで降り続いた。北浦の状況を確認したく、孝富マリーナ
(野口君)に電話してみた。「増水して濁ってますよ」との返事。孝富マリーナは、矢播
ワンドの奥にあり、雁通川が流れこんでいる、そのエリアが濁っていると言うことは、川
の水も当然濁っている。やっぱり川はダメだこれで川戦略が使えなくなり、本湖での戦
 作戦変更。北浦が雨で増水となれば、増水時の必勝パターン「水門めぐり」で決まり。
と言いたいところだが、この作戦には一つ弱点がある。水門は、全てのおかっぱりバサー
が狙え、バスが入って入れば簡単に釣れてしまう。水門巡りで勝為には、朝一入る場所
といかに効率良く水門を撃っていけるかで決まる。
 当日は、一時間早めに家を出発し、川と、北浦の状況をチェックする為、護岸沿いを走
って沼尾に向かった。数本の川をみてまわったが、濁りがひどく全然ダメ。北浦本湖は、
護岸を歩けないほど増水していた。途中、おいしい場所を発見。そこは白浜のゴロタエリ
ア。普段の日なら、ゴロタ石が見えるほどのドシャロー。しかしこの日は増水していて程
よい水深、釣れそうな雰囲気が漂っている。それに加え、護岸が通行止めになっていて、
車が入っていけない。この日、私の車はジムニー。これだったら護岸下の田んぼ道を走っ
て白浜に入れる。この時点で、この日やることは決まった。
トーナメントがスタートし、最初に入った場所は、大本命の須賀水門。しかし、一般の
人が入っていた為、水神川の吐き出しで、バイブレーションを投げながら空くのを待って
いたら、水門前に車が止まり、ロッドを持って降りてきたのは今回優勝のH君。入った者
勝ちと思っていた水門だけにちょっと悔しい。それなら、他の場所で勝ってやろうじゃな
いの。次に向かった先は、対岸の鉄橋付近にある水門。ここ神宮橋工事の為、車が入っ
てこられないので、釣り人が少ない。一投目、ヒット!ビッグフィッシュ独持の重たい引
き、ちょっとドラグを緩めようかなと思った瞬間、ラインブレイク。あ−あ、やってもう
た。気を取り直して、近くの石積みに乗りキャッチしたのは500gの小バス、続いて水門
で800g。あの1本が捕れていれば・・と思いながら釜谷に移動。釜谷の水門を撃つ前
に、テクトロをしていると、マリーナ方面から白いデミオ(H君)がやって来た。「捕れ
た」と聞いてみると、「他の人に捕られてノーフィッシュですよ」と落ち込んでいる。ち
ょっと安心。そんなH君の前でヒット、800g。これでリミットは達成したが、500
gのバスを入れ替えないと、上位には入れない。そこで、朝一プラで見つけておいた、
白浜に移動。思った通り、誰もいない貸切り状態。まずは、スピナーベイトでしばらく
投げ続けるがヒットしない。あら、いないの?。やっぱり今日は水門かなぁ、と思いつつ
移動。途中、蔵川ワンドにある水門に寄ってみると、鯉釣り師が入っている。この水門い
いんだよな。「水門の中だけ釣らせてもらっていいですか」と聞いてみた。ちょっと迷惑
そうな顔で「うん」と無言の返事。「すいませんね」と一声かけてダウンショットを落と
す。出ましたキロアップ。その後も護岸沿いを走り、水門を撃ってみたが、先行者がいた
ためか、後が続かない。そんな中、先程と同じ様に、鯉釣り師が入っている水門を発見。
でも、ちょっと怖そうな人。恐る恐る聞いてみた、水門の中だけ釣らせてもらっていい
ですか。」「いいよ」と優しい返事。ほっとしながらダウンショットを落とす。ここでも
でましたキロアップ。鯉釣り師の方にお礼を言って移動しようとすると、「もう1本釣っ
てもいいぞ」と親切な言葉。お言葉に甘えて、水門回りも釣らせて貰いましたが
、ノーバイトでした。その後も、対岸に渡り、いくつかの水門を撃ちましたが釣れません
でした。トーナメントの結果は、2位でしたが、自分なりには納得いく内容でした。
 それにしてもH君、須賀水門で5本はないでしょう。私は、鯉拘り師の方に、頭を下げ
まくって、やっと釣ってきたのに。


第3位、倉持勝年選手

今回はまったくラッキーな3位入賞でした。ビーカン無風のため基本的に
ストラクチャーのシェイド狙いに終始しました。また、台風による増水も
あったのでとにかく難しいことは考えずにシャローのストラクチャーを
打っていこうと心に決めました。
 朝一ではストラクチャーの王様、桟橋に直行したものの、あまりの増水
のひどさに桟橋に上がることも出来ずに断念。下流方面へと向かう。
まずは釜谷の護岸で、沈みものを狙ったテクトロに一本。この時は
ダウンショットのリーチだったのですが、釣ったバスの喉の奥からは
テナガエビの手が‥‥。その後はリグをフラグラブのテキサス3/8ozに
変えて攻め続けました。その後水原の杭で2本めを釣ったところで、今回
エアポンプを忘れたため魚が弱ってしまい沼尾へ戻って検量してしまいました。
ウェイトは2尾1300g位。あと1時間あったので、そのまま沼尾ドッグの中で
半ば時間潰しの釣りをしていたところ、なんとその日私にとって最大となる
800gが釣れてしまいリミットメイク達成。ふと、対面を見ると、星野さんも
ドッグのなかでロッドを弓なりにしている。根掛かりかなー?
と思って見ていると、なんとキロ近いバスをランディングしている。
畏るべし沼尾ドッグ。
 今回使ったワームはリーチ、ロボのバープルウィニー。フラグラブはGチョン
パーのブラック&ブルーラメでした。特にGチョンバーのフラグラブは7本入り
¥380で買えるのでとってもリーズナブル。釣果はゲーリーと変わらないので
私は気に入っています。