1位 西野 雅人 3143g(810g 1039g 1294g)
マッディーズ 優勝報告
1.プラクティス
前日ボートでプラを行い水原の水深2〜3mのブレイクでバイブレーションで1100g,
1200gを釣る事が出来た。このブレイクは岸からだとヘビキャロでしか届かない為、
明日はワームで攻めることになる。あえてワームでのフォローはしなかった。この時
オカッパラーもバイブレーションでシャローフラットの魚を2本釣っていた。サイズも
悪くないように見えた。これでこのエリア全体のバスのストック量の多さを確信した。
ここで北浦が牙をムキ、湖上は激荒れとなりプラ終了となった。マリーナに戻り後片付け
をしているとショックなことにアルミボートに5cmの亀裂×2箇所+以前修理で取り付けた
補強板が外れているではないか!(涙)昨年1月に購入以来100回は乗っているので
そろそろ限界かなと思う今日この頃でした。
2.作戦会議(一人)
水温は約12度で多くのバスはブリスポーン状態であると思う。今日良かった(というか
雄一釣れた)・水原をメインにしたいがブレイクの魚は2本抜いてしまったので、明日釣れるか
どうか分からない。又、バイブレーションで釣れた魚がワームで反応するかどうかも疑問だ。
オカッパラーがバイブレーションで釣っていたシャローフラットの魚もあてにはならないし
サイズもハッキリ分からない。昨年良かった白浜のシャローはゴロタ石の上に泥が被っており
魚が入ってくる気がしないので軽くチェックする程度にしておこう。ということでメイン
はプラはやっていないがマリーナにした。マリーナは毎年この時期バスのストック量がかなり
多くなる。その分人も多くマッディーズのメンバーも朝一から入ると思ったので自分も後手
を踏まずに朝一入っておかないと魚は取れないと思った。攻め方はスロープ全体及び桟橋を
効率よくバイブレーションで攻め、やる気のあるコンディションのいい魚(プリメス)を取って
いきたい。又、フォローにジャンボグラブのテキサス,ヘビキャロでのスロープ攻め,桟橋
下のダウンショットも考えた なんとかマリーナでリミットを揃えてから水原に移動したい
と思う。今の北浦の状況を考えると3〜4本取るのがやっとでノーフィッシュの可能性も
充分あると思えた。
3.トーナメント当日
朝、沼尾ドックで受付を行う。が青木さん(以下Aプロと略)の姿が見えない。寝妨で
もしたのだろうか?マリーナでの一番の驚異はAプロである。このままずっと寝ててくれ
ればいいと思った。AM5:00スタート。予定通りマリーナスロープヘ向かう。赤桟橋
横の桟橋に乗りバイブレーションをキャスト。10分後800gをキャッチした。その後、
ジャンボグラブのテキサスをやるがノーバイト。あまり粘らずに桟橋を移動し、桟橋横,沖目
をバイブレーション投げまくり2本日(1030g)を桟橋横でキャッチした。ここでAプロ
登場。「1本釣ったよ」とニコニコしている。その後2本日もすぐ釣ってしまった。
さすがだAプロ。自分はというとその後1時間ノーバイト。時間をみるとAM7:00,
ここで見切りをつけ水原へ移動した。ここでの驚異は百日鬼さん(以下Dプロと略)である。
彼が先にブレイクを攻めていればヘビキャロで魚を釣っている可能性は高い。とりあえず
先行者はいなかったのでシャローフラットの魚狙いでバイブレーションをキャスト。なんと
3投目にいきなりヒット。手前で慎重に取り込もうとロッドワークでいなしていると、無念の
バラシ。約1Kgのナイスフィッシュだった。これで終わったかもしれないとガックリして
いるとニコニコしながら新婚の大川さんが登場。シャローフラットの魚は大川さんに任せて
おいてブレイク狙いに変更。ヘビキャロで攻める。ブレイクのショルダー付近で約20秒
程ステイしただろうか。コンと小さなバイト。大きくあわせるとナイスフィッシュの手応え。
無事ランディングした魚は約1300gのグットコンディションのブリメスだった。
これでリミットを達成しウェイトは3kgを越えたが、マッディーズで勝つには完全ではない。
さらにキッカーを取りに宇崎,白浜,向崎,石川沖,志崎第2とまわるがノーバイトに終わった。
結果的にはトータル3140gでなんとか優勝することが出来たが800gの魚の入れ替えが
出来なかったのは残念であるとともに自分の力不足を感じた。仲沢さんや佐藤さんがリミット
メイクをしていたなら自分は負けていたかもしれない。まだまだ練習しなければと思う。
今年は最高のスタートが切れたので、JBCCトーナメントプラを多少控えて、マッディーズ
のプラに時間を回し、残り3戦全力で挑んでいきたいと思います。そして年間チャンピオンを
目指したいと思います。これを達成するには打倒A,Dプロを果たさなければなりませんが
なんとかこの2つの巨大な壁を乗り越えたいと思います。又、佐藤さんは今回1600gの
ピックフィッシュを持ち込みましたが(彼は以前の大会でも同サイズを持ち込んでいる。)
釣り方に何か秘密があるのでしょうか?今年は彼のピックフィッシュを釣る秘密を探りたい
と思います。最後に江戸さん、大会中にあった時リミットメイクしていたにもかかわらず
ノーフィッシュとウソをついたことをお許し下さい。m(_
_;)m
タックルデータ バイブレーション用
ロッド:インスパイア・トライアンフエアリー
リール:メタニウム]T
ライン:フロロ10LB
ルアー:TDバイブレーション(チャート)
ヘビキャロ用
ロッド:コンバットスティック マグナム
リール:カルカッタ200]T
ライン:PE2号+ショックリーダー20LB(アブロードGT-R)
リーダー12LB(アプロードZR−1)
シンカー:丸玉8号
ワーム:リーチ
フック:ノガレスシステム6♯2
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2位 青木 哲也 2680g(793g 916g 971g)
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3位 佐藤 真二 2487g(832g 1655g)
一週間程前のプラを行なった結果から、それなりに反応のあった阿玉を中心に
当日は行こうと決めたのだが、昨年結果良かった武井をどうするか?
迷いながら当日を迎えました。
正直、強く押せるパターンも場所も無く、朝一は武井に入っていた。
「去年のバスよモーー1度!...」しかし昨年とは状況も違いそううまくは行かず、
バイブレーションに反応はあったがフッキングしなかった。
1時間程度粘りはしたがノーフィッシュ...、トボトボと上流へ。
ここで今回キーとなる出来事があった。志崎のドッグ付近でボートの上で
エキサイトしている人の姿を見た「遠目だが良いバスに見えました、
この後、立て続けに2尾をゲット!このとき自分はおにぎりを食べていたのだった。」
「ここにはバスがいる!」本当は邪魔しちゃってでも同じところでやりたかったが
理性が勝った。そこから少し離れた場所に車を止め、とりあえずラバージグで反応
を見た。反応が無い為トレーラーをパドルテールからグラブに変えて数投、
今回の入賞に至った1600gがヒットしてきた。
気持ちは一気にヤル気モードに突入し、狂ったようにラバージグを
投げ捲ったもののバイト無し。予定していた阿玉へ移動。
ここで1尾は堅いと思った為プラ同様バイブレーション、クランクベイトで
反応を見たがバイト無し。フォローでテキサスリグを使ったがノーバイト。
水門付近でダウンショットを試したらバイト、フッキングするもバラシ!
「これが痛かった!」少し粘ったのだが反応が無い為移動。
場所を大幅に変えようと思い、プラでも行なっていない水原へ
「この時9時を廻っていた。」このまま終わってしまうと水槽でノサばっている
1尾がフロッグ、なんとか揃えたいと思いつつ、バイブレーションを投げていた所
バイト!しかしまた乗らない、ダウンショットに変えて数投、やっと800gを獲った。
更に数投したところでタイムアップ....。ルール改正後、未だリミットメイクできない
自分に情けなさを感じながらの計量となった。