勝者入賞コメント!!




優勝、市塚裕之選手



先週開催されたJBCC戦のショア部門の釣果結果は非常に厳しい内容であった。
しかし、そんな最悪の状況の中、またまた優勝してしまったのが哲ちゃんこと
青木哲也選手だった。あなたはちょっと強すぎる!!「私にマスターズ行きなさい。」
と言う前に、哲ちゃん君こそプロになりなさい。本当はそんなことはどーでもいいのだが....
哲ちゃんは別として、とにかく陸っぱりは釣れないようだ。私もこの時季の北浦は苦手である。
スポーニングを終えたバスが広範囲に散ってしまって絞りきれないことや、フィーディング
の対象が種魚であることが多い為に通常のルアーサイズでは見向きもしないなど、
難しいことが多いからだ。とはいえどうにかしなければと思い「JBCC戦の残りバスを狙いに
マリーナに行こうか?」それとも「中里にしようか?」と色々悩んでみた。しかし所詮優勝
出来そうにない。それなら「早めのパターンはデカイ」を信じて
河川パターンにかけてみることにした。

テキサスリグで全ての流入河川を打ちまくり、早めに入って来ているBIGな奴を3匹揃えようと
した。もし駄目だったらと思い、ヘビーキャロライナリグとクランクベイトも用意した。
「ノーフィッシュだったらカッコ悪いから1匹位は釣ろう......」

試合当日スタートと同時に流入河川に入った。予想道りバスが居ない。やっと中里の流れ出しで
シャロークランクで1匹掛けるがバラしてしまった。それからは次々と河川を巡って移動を繰り返す
が、ノーバイトだった。ところがある河川の水門前にキャストするとズンと重くなった。
素早くロッドを前に倒しながらラインを2、3回巻取り、力強くフッキングする。「パーフェクト
だっ!!」ヘビーカバー用のロッドが大きく曲がった。キャッチしたのは1300グラム、この時中里
でバラした1匹が非常に悔やまれる、「あの1匹を持っていれば楽だったのにーっ!」
後悔しても遅い。気を取り直して、下流に移動した。再びテキサスリグを打つ数分後、
葦のシェードから900グラムを引きずり出した。しかし後が続かず諦めて次の河川に移動した。
そしてやっとの思いで3匹目をキャッチした、700グラムだった。トータルウエイト2900グラム
である。マッディーズ戦ではこのウエイトでの優勝は危うい。もう1度1300グラムをゲットした
河川に戻った。ふと見ると鯉らしき尾鰭が見える、半信半疑でテキサスをキャストしてスイミング
をかけてみた。「コッ」当たったーっなんとバスだキャッチしてみると1200グラム。
今思うとこの日の私は北浦1の強運バサーだったと思う。これでトータルウエイト3400グラム
絶対に優勝したと思った。しかし確かに優勝はしたがメンバーの中に2匹で2キロあっぷがもう一人
いた、とってもヤバイ集団マッディーズ「どっ..何処で捕って来たんだろう?後1匹捕っていたら
....。 これって3匹リミットに助けられたってこと...。くわばらくわばら」
さて次は8/8だそうです。残念ながら私は夜勤で欠場いたします。誰か哲ちゃんの年間優勝2連覇
を阻止してくれーーいっ!!下館軍団ガンバレ!!百目鬼ちゃん頼むぞ!!、ところで高橋さんどーしたの
欠場で?今年は君の年のハズなのにィー。




第2位、青木哲也選手


悔しい〜でも嬉しい〜トーナメントでありました。
結果的には、今回も2位に甘んじたものの自分なりに考えた
パターンに巧くハマッてタフッた状況であれだけ魚がとれたの
で「良し」としなければならないでしょう。
状況は、6月頭だというのに晴天続きで気温・水温が上昇し
ていた。オマケに雨が降っていない為、水位も落ちていた。
水は良くないものの、極端に悪いわけでもないといった感じで
風でも吹かなきゃ凄くタフると直前プラに入った時点でも思っていた。
時期的にはアフターのバスではあるが、回復しきらないバスに
対してストラクチャ直撃の釣りをするか回復してアーリーサマー
パターンになったバスを狙うか・・・どちらを選択するかが最大の
キーとなったトーナメントであった。

JBCCトーナメントのプラも早く切り上げ、前週からバス探しに
奔走した。その1週間は一言でいうと「スゲ〜釣れねぇ〜」
・・・状況であった。 特にヘビキャロはペケ(ペケペケ)で
中途半端な釣りをしていると坊主食らって西野ちゃんに私の
かわいいケツの穴に擂り粉木入れられかねない。
いや、市塚オヤジ&Dプロに鼻の穴にミートヘッドを入れらて
ちゃうかもしれないし・・・・少し目先を替えた釣りを試みた。
場所・リグ(ルアー)・アクションなどの要素で先ず気になったのが場所である。
本湖がこんな状況である以上、クリークか川に頼るしかない。
前日は徹底的にクリーク・川を廻った。
どうせ市塚さんは入るだろうと思いいれば潰すつもりで中里
水神をチェックしたが・・・・・全くいないのです。
取り敢えずこんな調子なら全てのクリークはダメだと判断し今度は川へ。
前月のワールド戦観戦の際にやった(釣れた)ポイントをチェ
ック。テトロ沖の窪みのピンと夜越川の吐き出し、ドッグなど
北浦とは違うバスを求めて廻った。
あまりイイともいえないが、バイトはある。2本掛けたが800
グラム程のバス。・・・・ここはキープして、本湖でのプラを再開。
あんまり暑いので、コリャ夏だな!と思い釣り方も夏に切り
替えた。ただし時期的にはアフター・・・・どうする。
回答は、沖のストラクチャででない以上、足元、ドッグ内、水
門+シェイド+風であった。変な理論ですが・・・・。
始めはベイトがキーだと思っていたのですが、どこに行って
もベイトだらけで、全くバスの居場所とはリンクしないのであ
る。そんでもって、実証するため、北浦を全域周ってみた。
周って判ったのは先の要素プラス先行者なしが条件だとと
いうことであった。叩かれたあとでは、一層タフって釣れるどこの話じゃない。
ところが、先行者の気配のないところでシェイドになったところ
を撃つと釣れるんですねこれが。

見っけた!という感じで当日に望みました。
当日は先ず牛堀に直行。ピンで一匹いきなりキロ近いバス
をキャロでゲット。ワームはリーチ。
ところがあとが続かない。もたもたしてると時間が無くなるので
本湖に戻ってドッグ・水門巡りを開始。テクトロもしたかったの
だが時間が掛かる釣りなので、敬遠した。

そこで、風向きを考え西岸の下流に狙いをつけ、なるべく
チープな護岸(手前に目だったストラクチャのない場所)にある
ドッグと水門でのダウンショットとフォローにラバージグ・ジグ
ヘッド+ザリコー(時々気分で逆にする)
で周り、900グラムUPを数本釣ることに成功。
特に、神宮橋鉄橋付近の水門ではシェイドでイージーにバスは取れた。
また、舟溜まりの杭、沈船、ウィードなどのシェイドでは、
痩せてはいるもののイイ引きのバスも5、6匹取れた。
一人いい思いしてしているのか?との錯覚もしたが、
市塚さんが3キロを下回るとは思えないし、他の強豪メンバー
を相手には、最低3200グラムが目標だった。

でも、キロオーバーがなかなかでない。
でないでないと焦っても、釣れないものは釣れない。
途中、星野さんに舟溜まりの中をやっているのを見られ
シークレットパターンだっただけさらにに焦る焦る・・・・。

結局、10数本の中から選んでウェイン。結果はやはり
3000グラムを下回った。

しかも、ショックだったのは、市塚さんが山田川と武田川
でデカバスを取ってきたことであった。
おまけに私がとってくるであろうスコアまで予想されて・・・・
ああ悔しい。でも、底知れぬ強さを持った面々と一緒に
トーナメントできているだけで嬉しさがこみ上げます。

その翌週は早速、川巡りをしました。山田で2本、その他
はダメでしたが、またもや、爪木の水門ではキロ近辺のバス
ばかり9本連続ヒットを経験し、2位の口惜しさ吹き飛ばす
結果を得ることができました。

ヒットルアー  リーチ・ザリコー・キャリラバ1/4・ボディーシャッド


これから、チープな場所・水門・風はキモですよ。
次回は優勝したいと思います。

 
 





第3位、倉持勝年選手


前の週がJBCCのプロ戦だったため、ずっとボートに乗りっぱなしで今回のためのプラは
とうとうやらず終いで試合に臨んでしまいました。でもそんな中で密かに考えていたのが
そう、そのJBCCで放流された魚たちです。「朝一に桟橋に入れば入れ食いだーっ!」と
ウハウハしながら直行したのですが、着いてみてショック!すでに他のグループの
トーナメントで桟橋は人だらけでした。でも気を取り直して早速ツネツネ始めたのですが、
15分ほどやってもノーバイト、回りも釣れていない。もう少し粘ろうと周囲の状況を伺い
ながら釣り続けたところシーバスロッドでヘビキャロを船道に向けてブン投げていた少年に
47センチがいきなりヒット!!「今日はライトリグ!」となんの根拠も無くこだわっていた私は
戦意喪失....。とっとと桟橋を後にして、当ての無い放浪の旅へと向かうことにしました。
 で最初に立ち寄ったのが釜谷と水原の間にある、排水している水門。ダウンショットで
反応はあるもののフッキングにはいたらず、ノーシンカーに変えて同じ所を攻めようやく
1本。ボロボロのわりには元気のいいバスでした。桟橋が×だった時点で「とにかくリミット
の3本を!!」が目標になっていたので後は同様に水門がらみの護岸をノーシンカーテクトロで
探ることに専念しようと決めました。
 爪木の水門の近くで3本出た後は江川、武井でそれぞれ1本ずつで、かなり渋い状態だった
と思います。ノーシンカーのテクトロといっても、今回の場合ロボリーチを出来るだけ護岸
から離さないように中層に漂わせ、トゥイッチを加えながら横の動きで探るといったものです。
超スローなチヌのヘチ釣りの様な感じで探っていくのが今回のスタイルでした。
これから第3戦以降も北浦本湖にこだわって戦っていきたいと思います。





市塚選手の強さがまた光ました。
「誰か負かして!!!」

 シンプルに左は盾とメダル、右はmuddysオリジナル賞状です。